【麻雀初心者必見】5ブロック理論とターツ選択

麻雀の基礎基本

前回は、孤立牌の比較方法について説明いたしました。

皆さんは、自分の手番が回ってくるたびに孤立の牌を捨てて、手牌の中がターツかメンツになっていることかと思います。

そのようになってくると、次は手の中がターツとメンツだらけだけどアガっていない。何かを捨てないといけないのだけど、何を選択すればいいかわからない。その疑問を解決しましょう。

結論から言うと、今回の何切るはソウズ(竹)の1か2を捨てることをおすすめします。

今回の章を見ていただければ、ターツを選択する際にどこのターツを支払えばいいのかが瞬時にわかるようになります。

孤立牌の比較方法がわからないという方は下記より前回の記事をご覧ください。

当記事の対象者は

  • 麻雀を始めたてでルールもあいまいな方
  • 麻雀をしているとき、何を切ろうかよくわからない方
  • 雀魂で銀の間・金の間で苦戦している方
  • 天鳳で初段以下の方
  • 友達と麻雀を楽しく遊びたい方

を対象としています。

【復習】アガり形の確認

麻雀のアガりの形は覚えていますね?

そうです。14枚の牌で4メンツ1ジャントウを作ることです。5つのブロックを作ることです。

大切なのでもう一度、5つのブロックを作ることです。

それでは最初の手牌を見ていきましょう。

あれ?まとまりを数えてみると、6つありますね。

5つのブロックを作るのが目的なのに、現状6つのブロックがある。この時余剰な1つブロックを間引くことが効率よくアガりへ向かうために必要なことです。

これが次章から説明する5ブロック理論になります。

【超重要】5ブロック理論

5ブロック理論って何?

繰り返しになりますが、5つのブロックを作ることが目的なので、手牌を進行する途中で6つのブロックをから1つのブロックを間引くことで5つのブロックにしてしまおう。という考え方です。

初心者・初級者の方が一番効率のよい選択をしやすいのが5ブロック。中級者・上級者の方でも、複数の複雑な理由が入り混じってようやく効率がよい選択になるのが6ブロックというイメージ。

でも、6ブロックで進めると何がどう効率が悪いのか。

それを理解いただくために新たに2つの概念を説明していきます。

シャンテン数を理解しよう

5ブロックの理解を深めていくためには、まずシャンテン数について理解しましょう。

麻雀用語で、アガりの1歩手前を聴牌(テンパイ)。テンパイの1歩手前を1(イー)シャンテンといい、2歩前は2(リャン)シャンテンと呼びます。

シャンテン数は、自分の手牌のテンパイまでの距離です。

初心者の方ですと、ネット麻雀でリーチのボタンが出るまで自身がテンパイしていることに気が付かない方もいるのではないでしょうか。

テンパイまで気が付かない=自分の手牌のシャンテン数がわからない=適切な捨てる牌を選択できないという悪循環に陥ります。

初心者の方でも、自分の手牌が2シャンテンになったくらいからシャンテン数を意識できるとライバルと差が付けられます。

では、今回の手牌は何シャンテンでしょうか。

答えは2シャンテンです。

受け入れ牌と受け入れ枚数とは

次に必要なことは、受け入れを理解することです。

受け入れ牌とは、孤立牌→ターツ→メンツとなるために必要な牌のこと。

受け入れ枚数とは、受け入れ牌があと何枚残っているのかの枚数のことです。

今回の手牌だと、

  1. メンツとして完成
  2. 1のピンズ(2枚)でコーツ
  3. 2か5のピンズ(4枚ずつ8枚)でシュンツ
  4. 3のソウズ(4枚)でシュンツ
  5. 6のソウズ(4枚)でシュンツ
  6. メンツとして完成

と数えます。

では、枚数の1番少ないブロックが1番効率が悪いから、②のターツを捨てるのが正解では?と思われた方もいるかもしれません。

しかし、再度考えてください。目的は4メンツ1ジャントウの5ブロックを作ることなので、②を捨てるとジャントウがなくなってしまいますので、今回捨てる候補から外れます。

④と⑤は何が異なるのか。枚数は同じなので、どちらでも同じでは?

これは④を選ぶ明確な理由があります。

それがターツの強弱です。

遊佐
遊佐

切る牌に困った際は、この受け入れ枚数を数えてみるといいかも

ターツの強弱

最強のターツ

先ほどの受け入れ枚数を数えたとき、リャンメンはカンチャンやペンチャンと比較すると受け入れ枚数に2倍の差があることがわかりました。

最強のターツはリャンメンであることは理解しておきましょう。

遊佐
遊佐

麻雀は沢山リャンメンを作るゲームと例える人もいるくらい大切な形です。

リャンメンは幸せの形と覚えましょう。

ペンチャンとカンチャンの比較

ペンチャンとカンチャンはメンツになる枚数は確かに同じです。

では、その差は何なのか。それはリャンメンへの変わりやすさです。

どういうことか。

このように、カンチャンは1歩でリャンメンに変化するのに対し、ペンチャンはリャンメンになるために2歩必要です。

もちろん直接メンツになるのが1番うれしいです。しかし、そうもうまくいかないのでリャンメンにないやすいターツを残してあげることで、効率よく手牌を進めることができます。

遊佐
遊佐

中級者の方は、リャンメンにこだわり過ぎて孤立牌を残してペンチャン・カンチャンを捨てていないか確認しよう。

あくまでも、ターツ>孤立牌

まとめ

今回のことをまとめますと、孤立牌がなくなった際はブロックを数えてみましょう。そして、ブロック数が6つだった際は5ブロックになるようにターツを1つ捨てていきましょう。

ターツはペンチャン<カンチャン<リャンメンの順に強いので、ペンチャンから優先的に捨てていきましょう。

プロフィール
yusa

ゆさぶろぐを運営している遊佐と申します。
1994年大阪生まれ大阪在住
大阪のとある雀荘で仕事をしながら、副業で麻雀初心者向けに1から麻雀を始めてフリーデビューをするまでをコンセプトにぶろぐを運営しております。

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