麻雀を覚え始めた初心者の方は、まず役を覚えないとと思ってこの記事を読んでいる方がいるかもしれません。
しかし、その勉強の仕方は適切ではありません。
麻雀で1番最初に覚えるべきはアガり方です。
アガり方については以下の記事よりご覧ください。
さあ、当記事をずっと読んでいただいている方は、とうとう役の話です。
今までは、立直立直と猫も杓子も立直、とにかく立直。立直を制する者は麻雀を制するといっても過言ではなく、いかに効率よく立直をするかが最重要です。
ただし、立直しているだけでは勝てないのも事実。
役が立直だけでは勝てないのも事実です。
でも、麻雀の役は多くてどの役を覚えないといけないかわからない。
全部覚えないといけないと思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、そのようなことはありません。
そこでこの記事では、麻雀初心者の方におすすめの役4選を紹介しながら、麻雀の役一覧の説明もしていきます。
まず、全部覚えきれないという方は、おすすめ最強役4選を覚えて使っていくことから始めましょう。
当記事の対象者は
- 麻雀を始めたてでルールもあいまいな方
- 麻雀をしているとき、何を切ろうかよくわからない方
- 雀魂で銀の間・金の間で苦戦している方
- 天鳳で初段以下の方
- 友達と麻雀を楽しく遊びたい方
を対象としています。
牌の分類
役の前に麻雀牌の分類について解説します。
麻雀の役は麻雀牌の分類と深く関連しています。
そのため、分類を知っておくことで役との関連をつけることができ、覚えやすくなります。
麻雀牌は34種類あり、大きくは数字の牌(数牌)と漢字の書かれた字牌に分けられます。
数牌の中では、萬子・筒子・索子の3種に分類できます。
数牌の中でも、2~8の牌を中張牌(チュンチャンパイ)、1・9牌を老頭牌(ロウトウハイ)といいます。
老頭牌と字牌をまとめて么九牌(ヤオチューハイ)といいます。
初心者おすすめ役4選
これから、麻雀の役の一覧紹介をいたしますが、その前に麻雀初心者おすすめ最強役4選を紹介いたします。
以上の4つになります。
まず、おすすめ役だけ見たいという方はリンクをつけておりますので、そちらから飛んでください。
紹介した4つの役は現代麻雀で最強候補になる役ばかりになります。
今までの記事で立直の手順を説明してまいりましたが、それに加え、ドラ・断么九・役牌の3種類を使いこなせるようになりましょう。
役としては単純でかつアガりやすい役たちばかりです。
ぜひ覚えて帰ってください。
役の分類と役一覧
この記事では、ネット麻雀や一般的な4人麻雀で使用される37個の役を紹介します。
この記事では、役の種類を「アガり役にならない役」「全体役」「部分役」「偶然役」「役満」の5種類に分類し紹介します。
麻雀の役はある規則に沿った牌を集めると成立します。
その集める牌の種類や、法則の難易度が上がればたくさん役が付くことになります。
アガり役にならない役
麻雀には、1つだけアガり役として認められていない役が存在します。
アガり役にならない反面、使い勝手が非常によく初心者の方でも扱いやすい役になりますので、ぜひ使えるようにしましょう。
ドラ
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
S | ー | 1翻 |
持っているだけで役が付く。1番簡単に1翻が付く役。
ただし、役がドラだけではアガることができません。
ネット麻雀の場合は、ドラがピカピカ光っているゲームもあるのでわかりやすいです。
ドラは、半荘開始時点で決められており、雀魂だと左上に、天鳳だと中央に表示されている牌の次の牌がドラになります。
数牌は1~9まで順に9が表示されているときは1がドラになります。
字牌は、東→南→西→北の順で北が表示されているときは東がドラ、白→發→中の順で中が表示されているときは白がドラです。
アガった時に持っていると打点が上昇するおまけのような役であるが、そのおまけが非常に強い。
ドラはすべての役と複合して使うことができます。
そのため初心者のうちは、今までの記事での手組の方法に加えて、ドラは可能な限り使うように心がけると、アガった時に高打点になりやすいです。
そのため、今まで孤立牌を捨てる時の優先順位を
3~7牌<2・8牌<1・9牌<字牌
の順で字牌から優先的に捨てようとしてきましたが、ドラの場合は2ランク分後回しにするようにしましょう。(字牌のドラは2・8牌と同じくらいの価値)
全体役
全体役は、手牌のアガり形14枚すべてで条件を満たすと成立する役。
後述する部分役とは異なり、特定の牌を集めるのではないため比較的成立させやすい役が多い。
そのため使用しやすい役が多く、初心者におすすめしやすい役も多い。
立直(リーチ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
SS | 45.1% | 1翻(門前のみ) |
現代麻雀における最強の役。
現代麻雀が立直麻雀と名付けられるほどに強い役です。
門前で聴牌した際に、捨て牌を横に向け1000点棒を出し「リーチ」と発声するだけで成立するお手軽役です。
それだけでなく、
- アガると裏ドラを見ることができる
- 立直して1巡目にアガると一発が付く
- ツモると役が付く
- 聴牌を相手に知らせることで、オリてくれることもある
打点上昇・相手への牽制と役割が多くあるため1翻以上の価値がある役です。
唯一のデメリットは立直後には手牌を入れ替えることができなくなること。
ほかのゲームだと弱体化される壊れ役。
立直を使いこなすこと=麻雀が上達することに直結するので、麻雀初心者のうちに立直の手順をマスターするようにしましょう。
断么九(タンヤオチュー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
S | 21.4% | 1翻 |
么九牌を断つので断么九。一般的にはタンヤオと呼ばれている。
手牌を2~8で構成すると成立する役。
つまり、受け入れが多い牌を優先的に残すことで成立しやすく、立直と複合しやすい役。
現代麻雀最強役の一角。
強さの理由は
- 立直と複合しやすい
- ドラを使いやすい
- 狙うとき、手牌進行に影響が少ない
- 鳴きでも役が付く
この4点。
初心者の方でも鳴いてアガりやすい役なので、鳴くときはこの役が付くかどうかは確認しましょう。
平和(ピンフ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
B | 19.9% | 1翻(門前のみ) |
平らに和了(アガる)=符が付かないアガりをするという意味の役。
符って何?という初心者の方もいらっしゃると思いますが、要は役が付く条件がいくつかあるということです。
平和の条件は
- 面子がすべて順子で構成されている
- 待ちが両面待ち
- 雀頭が役牌でない
以上3点を満たす必要があるため、初心者の方には微妙におすすめしにくい役です。
しかし、今までの立直を目指す手組をしていると付きやすい役でもあります。
そのため、わざわざ狙う必要がない役でもあります。
初心者の方は、アガった際に平和がついていれば麻雀が上達したと思っていただければいいです。
門前清自摸和(メンゼンツモ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
A | 17.6% | 1翻(門前のみ) |
立直が強いから強い役。
鳴いていなければツモれば付く役なので、おまけ感がある。
立直をすれば相手がオリてくれて自分がツモる確率も上がるので、やっぱり立直が強い。
混一色(ホンイーソー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
A | 6.31% | 3翻(鳴き2翻) |
一般的にはホンイツと呼ばれている。
萬子・筒子・索子のどれか1種類と字牌で構成されていると成立する役。
麻雀中級者以上はみんな使っている役であり、レベルアップには必須の役。
初心者の方でも混一色が目指しやすい配牌の例を紹介します。
混一色を目指しやすい配牌の例は
- 字牌が2種類以上対子
- 萬子・筒子・索子のどれか1種類+字牌で4ブロックある
- 目指す色以外で両面ターツがない
この3点を満たしていれば、目指す色以外の牌から捨てていく。
今回の場合は筒子の4、索子の2・9から捨てていくようにしましょう。
対々和(トイトイホー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
B | 3.92% | 2翻 |
面子の構成が刻子のみで構成されたら成立する役。
一般的にトイトイと呼ばれる。
ポンをしても成立する役なので、麻雀初心者の方が大好きな役。
しかし、上級者と一緒に麻雀をするほどアガりにくくなるため、使いこなすのが難しい役。
後述する七対子とどちらに向かって手組をするべきかは永遠の課題。
七対子(チートイツ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
A | 2.52% | 2翻(門前のみ) |
対子7個で手牌を構成すると成立する役。
聴牌時の待ちが必ず単騎になるためアガることが難しい。
しかし、手牌に1・9牌や字牌を多く残しておくことができるので守備力が高く、ドラは必ず2枚使うことになるので、攻撃力も高い。
この役も、中級者以上がよく使う役。
手牌が悪い時によく目指すことがある。
待ちが難しいので、麻雀がうまい人は七対子がうまいといわれるほどに腕が出る役。
混全帯么九(ホンチャイタオヤオチュー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 1.24% | 2翻(鳴き1翻) |
面子・雀頭に1つ以上么九牌がふくまれていると成立する役。
一般的にチャンタと呼ばれる。
ネット麻雀等の現代麻雀では5に赤ドラが入っていることが多いので、あまり使われない役。
使いこなすには、非常に難しい役でもあるため、麻雀初心者のうちはないと思っていても大丈夫な役。
清一色(チンイーソー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
B | 0.94% | 6翻(鳴き5翻) |
手牌すべてを萬子・筒子・索子どれか1種類で構成されると成立する役。
一般的にはチンイツと呼ばれる。
役としては非常に強力な役ではあるが、初心者におすすめするには微妙。
理由は、受け入れと待ちが複雑になりやすいため。
ネット麻雀なら待ちはアシストが付いているので、目指してみてもいいかも。
目指し方は混一色に近い。
純全帯么九(ジュンチャイタオヤオチュー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.38% | 3翻(鳴き2翻) |
チャンタから字牌を取り除いたらこの役。
面子・雀頭に必ず1・9牌を含めると成立する役。
一般的にはジュンチャンと呼ばれる。
チャンタ同様5に赤ドラが入っているルールだと使いにくい役。
ただし、チャンタと比較すると打点が作りやすいのでチャンタよりは重要な役。
しかし、チャンタ同様麻雀初心者のうちは知らなくてもいい役。
混老頭(ホンロートー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.08% | 2翻 |
手牌のすべてを1・9・字牌のみで構成すると成立する役。
必ず七対子か対々和(門前なら四暗刻)と複合する。
ドラを絡めにくい、上がりにくい割に2翻しかなく効率が悪い役。
麻雀初心者のうちは知らなくてもいい役。
1・9・字牌が絡む役はドラが使いにくく打点が付きにくいので使用頻度も低く、覚える優先度は低い。
部分役
全体役とは異なり、部分役は手牌14枚のうち数枚の条件がそろっていると成立する役。
全体役とは異なり特定の牌を集めないといけないため成立させるのが難しく、役を狙っていても崩れることが多い。
麻雀初心者が無理に狙おうとするとアガりが遠くなる役もあるので、まずはまっすぐ立直に向かうようにして、偶然付けばラッキーくらいに思っておこう。
役牌・飜牌(ヤクハイ・ファンパイ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
S | 40.0% | 1翻 |
特定の役になる字牌を3枚刻子にすると成立する役。
現代麻雀最強役の一角。
この役だけでアガることができるため、特急券と呼ばれることもある。
役牌とみなされる字牌ですが、まず三元牌はどんな状況でも必ず役牌になります。
風牌は、場風か自風のどちらかを満たせば役牌になります。
場風とは、東〇局・南〇局のように今現在の場による役牌です。雀魂だと中央に記載されています。
自風とは、現在の自分の席の風を指します。上記の場合は北が役牌になります。
場風も自風も東の場合は、東を3つ刻子にそろえると、場風・自風で2翻分の役割になります。
この役の優秀さは、なんといってもお手軽さ。
- ドラを絡めやすい
- 鳴いても役になる
- 相手が捨てやすく鳴きやすい
とにかくアガりに向かうには優秀な役。
欠点を挙げるのならば、立直と複合しにくいという点。自分で3枚そろえることができればぜひ立直まで行きたいですね。
鳴きについては次回以降説明いたしますが、麻雀初心者のうちは役牌はとりあえず鳴いても大丈夫です。
一盃口(イーペーコー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
B | 4.75% | 1翻(門前のみ) |
同じ数字・同じ色の順子を2組そろえると成立する役。
麻雀初心者が大好きな役その2。
手役は狙いすぎるとアガりにくくなるので気をつけましょう。まずは立直へ真っすぐ。
一盃口と七対子は複合しないので気をつけましょう。
一盃口は同じ順子が2組なのに対し、七対子は対子が7組なので複合しません。
この役は、立直と複合しやすく、麻雀初心者の方も覚えやすい役なので狙える時は狙ってみましょう‼
三色同順(サンショクドウジュン)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
B | 3.46% | 2翻(鳴き1翻) |
萬子・筒子・索子3種類で同じ数字の組み合わせの順子をそろえると成立する役。
一般的には三色と呼ばれる。
日本プロ麻雀連盟初代会長兼最高顧問であった小島武夫プロ(1936年2月11日~2018年5月28日)が流行らせたといっても過言ではないほどの影響力があり、当時の麻雀打ちが好む役。
現代麻雀では当時に比べ軽視されやすくなりました。
これは、日本プロ麻雀連盟の公式ルールと現代麻雀のルールの差によるものが大きいです。
連盟のルールは一発・裏ドラ・赤ドラがないルールなので、2翻役の中でも比較的使いやすく出現率も高い三色が重宝されていました。
しかし、現代麻雀はドラも多く、立直をすれば簡単に打点もつけやすくなっているため手役を狙う攻撃力を必要としない場面が多いです。
なおかつ、特定の数牌を集めないといけないため成立させるのが難しい役でもあります。
そのため、現代では手役を狙う場面が極端に少なくなりました。
しかし、順子を集める役であるため、立直と絡めることでとてつもない攻撃力になる一発逆転の勝負手になります。
麻雀初心者のうちは付けばラッキーぐらいの役という認識で大丈夫です。
一気通貫(イッキツウカン)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
B | 1.75% | 2翻(鳴き1翻) |
萬子・筒子・索子のどれか1種類で123,456,789の3種類の順子をそろえると成立する役。
一般的に一通と呼ばれる。
三色と同様順子を集める役なので、立直と絡めやすく一発逆転の勝負手を作るのに適した役。
しかし、三色同様特定の数牌を集めないといけないため成立させるのが難しい役です。
三色同様、麻雀初心者のうちは付けばラッキーの役。
三暗刻(サンアンコー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.76% | 2翻 |
自分で刻子を3種類そろえる=3種類の暗刻をそろえると成立する役。
鳴いた刻子は明刻なので、暗刻1種にはカウントされないので気をつけましょう。
この役も三色・一通同様付けばラッキー役。
鳴いても成立する役だが、初心者のうちは難しいので、鳴いて三暗刻は狙わないようにしましょう。
小三元(ショーサンゲン)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.15% | 2翻 |
三元牌を2種類刻子・1種類対子で成立する役。
三元牌3種類すべて刻子にすると大三元という役満になるので、大三元を狙っているときになりやすい。
二盃口(リャンペーコー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.05% | 3翻 |
一盃口を2種類集めると成立する役。
一盃口と同様、立直と複合しやすく、三食・一通同様成立すればかなりの攻撃力になりえる役。
しかし、成立させるのが難しすぎるため、付けばラッキー役でもある。
七対子と見た目は同じだが、麻雀の点数は高くなるように計算するルールがあります。
今回の場合だと断么九(1翻)・七対子(2翻)の場合と断么九(1翻)・平和(1翻)・二盃口(3翻)のどちらでも取れますが、高くなるように計算するため、断么九(1翻)・平和(1翻)・二盃口(3翻)の方が採用されることになります。
点数計算は、中級者講座の方でご説明いたします。
三色同刻(サンショクドーコー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.05% | 2翻 |
萬子・筒子・索子の同じ数字の刻子を3種類集めると成立する役。
じゃない方の三色。
狙ってもアガれない役その1。
なおかつ立直とも絡みにくいため非常に使いにくい役。
麻雀をする中で知らなくてもいい役。
三槓子(サンカンツ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.005% | 2翻 |
槓子を3種類集めると成立する役。
全部で4枚しかない牌を4枚集めるだけでも相当大変にもかかわらず、それを3種類も集めないといけないため、役満よりも出にくい役。
にもかかわらず2翻と全役の中で最も効率の悪い役。
弱すぎて逆に有名。
麻雀人生で出会うかどうかクラスの役。
知らなくてもいいです。本当に。。。
偶然役
全体役・部分役とは異なり、人為的に成立させることが非常に困難な役の集合体。
ツモや相手に依存することが多い役。
一発(イッパツ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
A | 10.2% | 1翻(門前のみ) |
立直をして1巡以内にアガると成立する役。
偶然役界最強の役。
理由はただ一つ、立直をするだけで成立する可能性があること。
条件は、立直後自分の次のツモ番にツモるか、それまでに相手がアガり牌を出してくれれば成立する。
しかし、自分のツモ番までに誰かにポン・チー・カンなどの鳴きが入ると不成立となる。
河底撈魚(ホウテイラオユイ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.63% | 1翻 |
相手の最後のツモ番の捨てられた牌でロンアガりをすると成立する役。
海底摸月(ハイテイモーユエ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.31% | 1翻 |
自分の最後のツモ番でツモると成立する役。
嶺上開花(リンシャンカイホウ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.28% | 1翻 |
自分がカンとしたときに補充した牌でツモると成立する役。
二重立直(ダブルリーチ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
A | 0.19% | 2翻(門前のみ) |
1巡目の時点で聴牌をしていて立直をすると成立する役。
しかし、一発と同様自分のツモ番までに誰かにポン・チー・カンなどの鳴きが入ると不成立となる。
槍槓(チャンカン)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
E | 0.05% | 1翻 |
相手が加槓した牌がアガり牌の時に、ロンができ成立する役。
加槓とは、ポンしている牌の4枚目を持ってきたときにさらにカンをすること。
相手が鳴いている牌をアガり牌にしないといけないためほとんど成立しない。
超レア役。
Mリーグでの槍槓のアガり映像です。
まだ1回しか出ていないようです。。。
※YouTube、M.LEAGUE[プロ麻雀リーグ]チャンネル様より引用
役満
麻雀の最大点数を叩き出せる役。
その分非常に成立させるのが難しい。
しかし、その分見返りが大きく狙えるなら狙いたい。
四暗刻(スーアンコ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.049% | 役満(門前のみ) |
自分で刻子を4種類そろえる=4種類の暗刻をそろえると成立する役。
三暗刻同様、鳴いた刻子は明刻なので、暗刻1種にはカウントされないので気をつけましょう。
役満の中では1番よく見る役。
ツモって四暗刻になる場合は必ず立直するようにしましょう。
暗刻4つを先に集め、単騎待ちになるときは、ルールによっては役満の2倍の点数のダブル役満になる。
ネット麻雀では大抵採用されている。
国士無双(コクシムソウ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.043% | 役満(門前のみ) |
么九牌13種類をすべて集める、1種類のみ対子にすると成立する役。
配牌の時点で么九牌が9種類以上あれば目指しやすい。
么九牌が9種類もある手牌はほとんどアガれないので、国士無双を目指した方が、防御力も上がってなおよし。
9種9牌で流局させることもできるので、どちらを選ぶかはプレイヤー次第。
リアル麻雀では9種9牌がない場合もあるため気を付けよう。
么九牌13種類を先にすべて集めて、么九牌13種類どれを引いてもアガりになる場合、ルールによっては国士無双13面待ちとなり、役満の2倍の点数のダブル役満になる。
ネット麻雀では大抵採用されている。
大三元(ダイサンゲン)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
C | 0.039% | 役満 |
三元牌を3種類すべて刻子でそろえると成立する役。
役満の中だと、四暗刻・国士無双・大三元は比較的成立しやすい役なので、狙える時は積極的に狙ってみましょう。
配牌の時点で三元牌のうち2種類対子の場合は狙いやすい。
混一色を狙っているときに大三元に移行できる場合もあるため、見逃さないようにしましょう。
四喜和/小四喜/大四喜(スーシーホー/ショースーシー/ダイスーシー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.012% | 役満 |
風牌4種をすべて使うと成立する役。
4種すべて刻子にすると大四喜、3種が刻子1種が対子で小四喜になる。
大三元が3種の字牌を使うのに対し、四喜和は4種の字牌を使わないといけないため、アガり確率が格段に低くなる。
字一色(ツーイーソー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.008% | 役満 |
手牌すべてを字牌で構成すると成立する役。
国士無双や大三元・四喜和の役満を狙っているときに合わせて狙うことができる役。
配牌で1・9・字牌が多い時に狙ってみよう。
清老頭(チンロートー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
E | 0.00181% | 役満 |
手牌すべてを老頭牌で構成すると成立する役。
配牌が老頭牌ばかりで偏っているときに狙ってみよう。
地和(チーホー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.00158% | 役満(門前のみ) |
子どもの1巡目で手牌14枚でアガりが成立していると成立する役。
偶然役の役満。
何年も麻雀をプレイしている人ですらアガったことのない人もいるくらい珍しい役。
緑一色(リューイーソー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.00110% | 役満 |
役の字の通り、緑色で構成されている牌だけを集めると成立する役。
使える牌は、索子の2・3・4・6・8と發のみ。
索子の混一色を狙っているときに偶然偏って成立する役。
九蓮宝燈(チューレンポートー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
E | 0.000450% | 役満(門前のみ) |
萬子・筒子・索子の1種類で、1と9を3枚・2~8を1枚ずつ+1~9を1枚で成立する役。
清一色を狙っているときに偶然成立する役。
1と9を3枚・2~8を先にそろえ、1~9のどの牌を引いてもアガりになるときは九蓮宝燈九面待ちとなり、ルールによっては役満の2倍の点数のダブル役満になる。
ネット麻雀では大抵採用されている。
天和(テンホー)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
D | 0.000303% | 役満(門前のみ) |
親の1巡目で手牌14枚でアガりが成立していると成立する役。
偶然役の役満。
何年も麻雀をプレイしている人ですらアガったことのない人もいるくらい珍しい役。
四槓子(スーカンツ)
初心者おすすめ度 | 出現率 | 翻数 |
E | 0.000234% | 役満 |
伝説クラスの役満。
槓子を4つ集め、なおかつ単騎待ちをアガらないといけない役。
ルールで四槓流れという4つ槓が発生すると流れるルールがあるためかなりの確率で成立しない。(自身で4つ槓した場合は流れない。ほかのプレイヤーが槓をして邪魔される場合がほとんど。)
なおかつ単騎の待ちをアガらないといけないためほとんど不可能に近い。
巷のフリー麻雀のルールでは槓を4つすると成立するので非常にわずかではあるが成立しやすい。
ネット麻雀は単騎待ちをアガる必要がある。
まとめ
今回はかなり長い記事になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
役の説明でも書きましたが、本当に覚えなくてもいい役もいくつかあります。
麻雀初心者の方は、まず立直・ドラ・断么九・役牌の4種類を覚えて使えるようになりましょう。
その次に、混一色・七対子辺りは覚えて使えるようになりましょう。
役を覚えたら、次は鳴きの解禁です。
今までは門前で立直の手牌の進め方のみでしたが、簡単な鳴きの基準について解説していきます。
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