前回、麻雀は沢山アガって点数を多く稼いだプレーヤーが勝つゲームだということを伝えました。
今回は、そのアガりの形について知っていただこうと思います。アガリに向かうためにはアガリの形を知る必要があります。
この章では自分の手牌がどういう時に発生するのかをお伝えします。
当記事の対象者は
- 麻雀を始めたてでルールもあいまいな方
- 麻雀をしているとき、何を切ろうかよくわからない方
- 雀魂で銀の間・金の間で苦戦している方
- 天鳳で初段以下の方
- 友達と麻雀を楽しく遊べる程度でいい方
を対象としています。
アガりの形
まずは、アガり形を見ていきましょう。
上の図が麻雀のアガりの形になります。
しかし、これだけではよく理解できないと思いますので、1つ1つのパーツに分解していきましょう。
上のように面子(メンツ)が4つと雀頭(ジャントウ)1つの5つのパーツが、合計14枚の牌でアガりの形が構成されています。このアガりの形を麻雀用語で4面子1雀頭と呼びます。
この5つのパーツでできているということが、後の章で重要になってきますので、頭の片隅に置いておいていただけると幸いです。
麻雀の自分手牌は13枚からスタートします。各プレイヤーは自分の手番が来ると1枚引き1枚捨てます。この1枚引いた際に4メンツ1ジャントウが完成した、もしくは他のプレイヤーが14枚目の牌を捨てた際にアガることができます。
面子・雀頭を作るルール
この章では、メンツ・ジャントウを作る際のルールを説明していきます。
まずは下の図を見てください。
まず、メンツですが、コーツとシュンツの2種類に分けられます。
コーツは同じ種類の牌を3枚集めることで完成します。上の図ですと、マンズの3が3枚、南が3枚ですね。
シュンツは同じ種類の連続する数字の牌を集めることで完成します。上の図ですと、ピンズの456、ソウズの789ですね。そのためシュンツは異なる種類の牌の連続する数字で作ることはできません。さらに、1と9は連続する数字ではないため、891のようなシュンツは作ることができません。
以上のコーツ・シュンツを駆使してメンツを4つ作ります。
最後にジャントウですが、これはコーツの1枚少ない形、つまり同じ種類の牌を2種類集めることでトイツ=ジャントウとなります。
最後に
今回は、アガりの形について説明していきました。
麻雀のアガりは4つのメンツと1つのジャントウの5つのパーツが必要であること。メンツにはコーツとシュンツの2種類あること。シュンツを作る際の決まり。ご理解いただけましたでしょうか。
「アガりの形はわかっているんだけど上手くアガれません。」「アガりの形は知っているんだけど、実際麻雀をしていると何を捨てていいのかわかりません。」そういった方もいらっしゃるでしょう。
次章からは、麻雀のパズルの部分をご説明いたします。麻雀における基本フォームになりますので、どんなに麻雀が上手な人でも考えの根幹にある部分ですので、できないと差が付きやすい部分ともいえます。
野球で素振りをする、サッカーでシュート練習をする。これと同じことが麻雀ではパズル部分を理解するということです。
ぜひ次回もご覧ください。
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